視察研修
2019年 02月 10日
建築士会の施設見学研修に参加しました。
役所の方、設計事務所の方、ゼネコンの方とお話もできるよい機会でもあります。
韮山反射炉初めて見学しました。
徳川幕府から内密に指令を受け、出島でオランダ語の堪能な方がオランダ式の図面から
作られた鋳造所でした。
その技術でこの大砲を作ったそうです。
日本の鉄鋼業の礎はここからだとボランティアの方に教えていただきました。
隣に流れる川の水を冷却に使用したことから川の一部を含んだものが、
世界遺産になっているそうです。
建築家 隈研吾さんの作られた施設です。
「木材に鉄筋を通して樹脂で固定することで耐力を発揮する『拡張樹脂アンカー工法』を使用しました。建物内に釘が見えないのはそのおかげです。樹齢800年のアラスカヒノキを49層積み上げ、建物の構造を支える柱は1500本使用しています。短いもので80cm、長いもので12mの小さな木を積み上げられた姿はまるで大きな1本の木のようです。床に使用しているのはアフリカケヤキ。切り出した木をそのまま使用(=無垢材)しているので、木のぬくもりや、香りが直接伝わってくるのが特徴です。」
中のカフェでくつろいでいる人がいる中、我々がウロウロしご迷惑おかけしたかな?
別の施設で昭和の建物でしたが、
なんと特注で柱が無く、フルオープンになります!!
これ住宅の配電盤ですよ? 感心しました。
静岡県富士山世界遺産センターにも行きました。
世界遺産に登録された富士山の情報提供する施設です。
外国の方も多かったです。施設はもの凄く立派ですね。
中からこんな感じで富士山が見えます。懲りすぎ?
私はこちらでいいかな?
by oosukakenchiku
| 2019-02-10 07:52
| 建築
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